【異世界ケルト】星降る港町に流れる静かなファンタジーBGM|安らぎの音色と夜の響き [睡眠用BGM・リラックス用BGM・作業用BGM]
「ケルトシリーズ」です。
このチャンネルの音楽は、JRPGのような懐かしく幻想的な世界観に、ケルト楽器のやさしい響きを重ねた、独自の「JケルトBGM」をイメージして制作しています。
――ここは、剣も戦いも存在しない、
優しく穏やかな魔法の世界。
月明かりに照らされた石畳の街。
風に揺れる草原。
静かな森に響く、小さな魔法の音色――。
このシリーズでは、
3人の見習い魔法使いの旅の途中で出会った景色や想い、そして
数々の小さな冒険を、音楽として皆様へお届けしていきます。
―📣お知らせ📣―
いつも聴いてくださる皆様へ。
ロランの世界の壁紙(PC・スマホ用)をコミュニティ投稿からダウンロード頂けます。
随時壁紙を配布していく予定です。ぜひ楽しみにお待ちください!
もし待受にしてくれたら、グッドボタンかコメントで教えてくださいね!🍷
─物語─
夜風が街の灯を揺らし、星々は静かな河のように空を流れていた。
少女は古びた本を胸に抱え、言葉もなく夜空を見上げる。
「……今日も、きれい。」
その隣で尻尾をゆらりと揺らした茶猫が鼻を鳴らした。
「ふん。星なんぞ毎晩あるだろう。そんな顔で見つめるほどのことか?」
少女は小さく笑う。
「同じ空でも、同じ夜は一度もないもの。」
茶猫は目を細める。
「へえ。面白いことを言うじゃねぇか。」
少女は本を開き、風にめくれる頁をそっと押さえた。
「物語もそう。何度読んでも、その日の気持ちで違って見えるの。」
茶猫は屋根の先へ歩き、星の河を見渡した。
「だったら俺様も、毎晩違う景色を見てるってわけだ。」
「そう思う。」
「ふっ、悪くねぇ。」
しばらく沈黙が続く。
遠くの鐘の音が夜へ溶け、流れ星がひと筋だけ空を渡った。
茶猫がそっと目を閉じる。
「願い事、したの?」
茶猫は肩をすくめるように首を振った。
「俺様は願うより、自分の足で手に入れるほうが性に合ってる。」
「あなたらしいね。」
「だがな...」
茶猫は少女を見上げ、少しだけ優しい声で続けた。
「お前がその本を抱えて笑ってる景色は、案外気に入ってる。」
少女は照れたように微笑み、本を抱き直した。
夜空の星々は絶えることなく流れ続ける。
溢れた星が、ひとつ、またひとつ、音となって降り注いでいる気がした。
河のほとりで交わした何気ない言葉、どんな物語よりも静かに、心へ灯りをともしていた。
─プレイリスト─
00:00 Track1
02:20 Track2
04:22 Track3
06:51 Track4
09:33 Track5
12:36 Track6
15:40 Track7
17:59 Track8
20:48 Track9
24:21 Track10
27:21 Track11
29:53 Track12
33:11 Repeat
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