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氷河期の冬を越すために、古代人は何を食べて生き延びたのか?

古代からのたより93,655回視聴投稿日: 2026/09/28
朝晩が冷えてくると、鍋や揚げ物が恋しくなりませんか? 約1万5000年前、氷河期の終わりごろの人たちにとって、 秋の冷え込みは「命がけの冬が来る」合図でした。 獲物のトナカイを仕留めれば、肉は山ほどある。 それなのに、肉を食べ続けた人から弱っていく。 冷蔵庫も鍋もない冬を、古代人はどうやって生き延びたのか。 ドイツ南西部の岩山ペータースフェルスの野営地から、 順番にたどります。 冬に痩せていくトナカイ、 脂の無い赤身だけで体を壊す「ウサギ飢餓」の記録、 体がタンパク質を使える量の上限、骨を割って取り出す骨髄、 骨のかけらを焼けた石で煮て脂をすくう方法と、 スペインのエル・ミロン洞窟に残る3,500個以上の割れた石、 そして約12万5000年前のネアンデルタール人が、 暖かい時代にすでに骨を煮ていた話までを扱います。 白丸の古代人の場面は想像による演出で、 特定の人々の復元ではありません。 ペータースフェルスで骨を煮た跡は、まだ見つかっていません。 骨を煮る場面は、ほかの遺跡の証拠をもとにした想像です。 ウサギ飢餓の話は19〜20世紀の北アメリカの記録で、 氷河期の人の記録ではありません。 今の日本のふつうの食事なら、 タンパク質の取りすぎを心配する話ではありません。 僕は寒くなってくると、 無性にクリームシチューが食べたくなるんですが、 あなたは何が食べたくなりますか? ぜひコメント欄で教えてください。 ■チャプター 00:00 冷蔵庫も鍋もない冬を、古代人はどうやって生き延びたのか 01:04 冬の前、岩山のふもとで何をしていたのか 03:20 冬が深まると、獲物の体に何が起きるのか 05:32 赤身だけを食べ続けると、人はどうなるのか 07:49 なぜ、肉があるのに体が壊れるのか 11:09 痩せた獣の、どこに脂が残っていたのか 13:20 鍋も無いのに、どうやって骨を煮たのか 17:33 骨を煮る技は、いつからあったのか 19:40 冒頭の問いの答え 冬を越す食べ物はどこにあったのか ■主な参考文献 McCartin, Starkovich & Conard(2023) New insights into Magdalenian subsistence at Petersfels(ペータースフェルスの骨・Quaternary Science Reviews 322) https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/202... Archaeological and Anthropological Sciences(2025) Gnirshöhle and Petersfels(ペータースフェルスの年代) https://link.springer.com/article/10.... Stefansson(1946) Not by Bread Alone(ウサギ飢餓の記録・書籍) Speth(2025) Mid- to northern latitude hunting economies(タンパク質の上限と冬の赤身) https://www.sciencedirect.com/science... Canadian Journal of Zoology(1987) カリブーの季節ごとの体組成(冬に脂を失う) https://cdnsciencepub.com/doi/10.1139... Nakazawa, Straus ほか(2009) On stone-boiling technology in the Upper Paleolithic(エル・ミロン洞窟の焼け石・Journal of Archaeological Science) Kindler ほか(2025) Large-scale processing of within-bone nutrients by Neanderthals, 125,000 years ago(Science Advances 11(27)) https://www.science.org/doi/10.1126/s... #古代人 #氷河期 #人類史 #骨髄

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