三年働いて給金ゼロ、代わりに籾殻だけを望んだ作男――その理由を知った村人は言葉を失った…|民話|江戸朗読|昔話
三年働いても給金をもらえなかった作男・穂之助。
彼が代わりに望んだのは、誰も価値がないと笑った「籾殻の山」でした。
阿呆と呼ばれながらも、穂之助はその中から一粒ずつ種を選び、石ころだらけの畑で育て始めます。
失敗、火事、噂、そして大干ばつ――それでも彼が手放さなかった小さな種には、十九年前から続く秘密が隠されていました。
やがて村中が、その種を求めて並ぶ日が訪れます。
なぜ穂之助は、捨てられた籾殻にこだわったのか――。
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