AIに回路図を描かせる方法|必要なのはKiCadとこれだけ【Claude Code × KiCad 第1回】
AIに「言葉でお願いするだけ」で、KiCadの回路図を自動生成します。
3.3VのLDOから、専用ゲートドライブIC(1EDI60N12AF)で
MOSFETを駆動するゲートドライブ回路まで。
型番を伝えるだけで、ライブラリにない専用ICのピン配置ごと作ってくれます。
必要なのは Claude Code・uv・KiCad本体の3つだけ。
Pythonの手動インストールも、KiCadとの連携設定も要りません。
第2回 AIに回路図ヲ書かせたらどこを直したか?
• AIに三相インバータ基板を設計させたら試作まで驚くほど速かった…が?熟練者が直した1...
―――――――――――――――――――
■ 目次
0:00 この回路図、AIが描きました
1:22 LDOを作ってみる
5:35 ゲートドライブ回路も作ってみる
8:13 必要なものは3つだけ
9:56 次回:作れる、を使えるにする
―――――――――――――――――――
■ 必要なもの(3つ・各公式リンク)
① Claude Code(Anthropic)※Pro以上の有料プランが必要
https://www.claude.com/product/claude...
② uv(Python環境マネージャ)
https://docs.astral.sh/uv/
③ KiCad 9.0
https://www.kicad.org/download/
―――――――――――――――――――
■ 環境構築の手順
【1】Claude Code をインストール
PowerShell を開いて、次の1行を実行:
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
※もし実行がブロックされたら:
powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://claude.ai/install.ps1 | iex"
インストール後、ターミナルを一度閉じて開き直してから確認:
claude --version
※「claude は認識されません」と出る場合:
インストール先(C:\Users\(ユーザー名)\.local\bin)にPATHが
通っていないだけです。PATHを追加するか、PCを再起動してください。
【2】uv をインストール
PowerShell で次の1行:
winget install --id=astral-sh.uv -e
ターミナルを開き直して確認:
uv --version
※winget が使えない場合:
powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"
【3】KiCad 9.0 をインストール
公式インストーラ(②のリンク)を実行するだけ。
※Pythonは自分でインストール不要。uvが自動で用意します。
―――――――――――――――――――
■ 動画で使ったプロンプト
▼ LDO回路図
・最初の指示
LM1117-3.3 で 3.3V の LDO 回路図を kicad-sch-api で作って。
入力と出力に10uFのコンデンサを付けて。
KiCAD9.0のライブラリを使うこと
一発で作って,見た目の配線や自己修正はしなくていい
・2回目の指示
このフォルダ以外のファイルは読まず、ゼロから作って。
LM1117-3.3 の 3.3V LDO 回路図を kicad-sch-api で作る。実行は
uv run --no-project --with kicad-sch-api python (script.py) の形で、
必ずスクリプトファイル(.py)に書いて実行。
・シンボルは Regulator_Linear:LM1117DT-3.3 を使う
・U1 = LM1117DT-3.3、入力に C1(10uF)、出力に C2(10uF)
VIN/GND・VOUT/GND のピンヘッダ
・PWR_FLAG は VIN と GND にのみ付ける
・2.54mmグリッド、配線は直角のみ、接続点にジャンクション
入力左/出力右/電源上/GND下、ラベルは部品の外側
・kicad-cli で ERC を実行しエラー0を確認
▼ ゲートドライブ回路
kicad-sch-api で、1EDI60N12AF というゲートドライブICで
MOSFET TK110E10PL を駆動するゲートドライブ回路を作って。
・ゲート抵抗はオン・オフ共に100Ω
・ゲート電源は15V、電源端子には10uF・耐圧50Vのコンデンサ
・ゲートICの入力端子は10kΩでプルダウン
・MOSFETのゲートソース間も10kΩでプルダウン
・MOSFETのソースとドレインは端子として構成
―――――――――――――――――――
■ モデルとプランについて
Claude Code はPro以上の有料プランが必要です(無料プラン不可)。
標準モデルでも動作しますが、配置をきれいに整えたり専用ICを
モデル化したりする場合は、上位モデルの方が仕上がりが安定します。
※2026年時点の情報です。最新のプラン・料金は公式でご確認ください。
■ 補足:KiCad MCPとの違い
MCP方式はKiCadの起動とIPC接続が前提ですが、本動画のスクリプト方式
(kicad-sch-api)はどちらも不要で、より確実に再現できます。
―――――――――――――――――――
#KiCad #ClaudeCode #回路設計
コメント 読み込み中…