「日本に時計の伝統はない」と教えてきたスイスの時計職人が、上野の博物館で言葉を失った"170年前の時計"とは!?【海外の反応】
スイスのジュネーブで30年、機械式の腕時計を手で作ってきた時計職人は、学生たちに「日本には昔の時計の伝統はない」と教えていました。
初めて訪れた東京・上野の国立科学博物館で、案内役の研究員から一つの質問を出されます。「1年のあいだ一度も人が手を触れずに、季節で長さが変わる日本の時間を正しく示し続ける時計を、どう作りますか」。
その答えは、170年以上前、黒船が来る2年前に、ほとんど一人の職人の手で作られていました。「からくり儀右衛門」と呼ばれた田中久重と、万年時計(万年自鳴鐘)の物語です。
▼チャプター
0:00 ジュネーブの授業|「日本に時計の伝統はない」
2:12 東京へ|江戸の時計を見る予定
4:12 上野の博物館|1時間の長さが変わる国
7:28 30分考えても解けない問題
10:03 6つの文字盤と、西洋の懐中時計
12:41 虫の形の歯車と、眠れない夜
14:22 2004年の分解の記録
18:00 小さな作業場|歯を1本削ってみる
19:52 銀座の博物館|須弥山儀
21:39 からくり儀右衛門|わざと外す弓曳童子
24:39 無尽灯と、3年かけた1台だけの時計
26:41 黒船の前の蒸気船と、75歳の看板
28:58 300ページの原稿
30:34 頭を下げる
32:17 展示会と、万年時計の前で
34:18 ジュネーブで|新しい年表
36:59 3年後の上野
▼この動画でわかること
・夏至のころの昼の「一刻」が2時間半を超えた、江戸の時間のしくみ
・午後のお菓子を「おやつ」と呼ぶようになったわけ
・季節に合わせて目盛りを自動で動かす「虫の形の歯車」
・2004年の分解でわかった、ヤスリで1本ずつ削られた歯と、複製では同じ金属で作れなかったゼンマイ
・ときどき矢をわざと外すように作られた、からくり人形「弓曳童子」
・油をつぎ足さずに長く灯る明かり「無尽灯」
・黒船が来る前の年に、京都の池で走らせた蒸気船の模型
・75歳で銀座に開いた店と、いまの東芝とのつながり
▼こんな方におすすめ
・日本の職人の技や、ものづくりの話が好きな方
・機械式時計や、からくり人形に興味がある方
・海外の人が日本の歴史に驚く話が好きな方
【ご案内】
この動画は、実在の人物・田中久重と万年時計についての史実をもとにした物語です。スイスの時計職人マルク・ヴェルネ、同僚のピエール、学生たち、博物館の研究員の小野寺、時計職人の関は、すべて架空の人物で、会話や出来事も創作です。2004年の万年時計の分解・複製には実際に多くの専門家や職人が参加していますが、関はその中の誰かをモデルにした人物ではありません。
田中久重の生涯、万年時計のしくみ、2004〜2005年の分解と複製の話は、下の資料をもとにしています。「眠るのは1日に数時間だけだった」「1000を超える部品のほとんどを自分の手で作った」などは、そう伝えられている話として紹介しています。
万年時計の原品は東芝の所有で、国立科学博物館に預けられ、展示されています。展示の場所や公開の時期は、博物館の案内でお確かめください。
映像は、写真・資料(Wikimedia Commons)と、内容に合わせて選んだ実写の映像・写真(Pixabay)を組み合わせています。架空の登場人物の場面や、写真の残っていない場面は、AIで作った再現画像を使っています。画面に「イメージ」と表示しているものがAIによる再現です。
【参考・出典】
・文化遺産オンライン「万年自鳴鐘」
・日本機械学会 機械遺産 第22号「万年自鳴鐘」
・国立科学博物館 研究報告(和時計の自動割駒式)
・東芝未来科学館「田中久重の作品」
・セイコーミュージアム銀座「田中久重」
・久留米市 文化財資料
・トヨタ産業技術記念館 和時計資料
・SJX "How Japan's Thomas Edison Built the Nation's Most Complicated Clock"
・コトバンク「田中久重」
【使用素材】
ナレーション:VOICEVOX:青山龍星
BGM:甘茶の音楽工房「青春の日々」「天使の夢」/BGMer「花鳥風月」
動画・写真素材:Pixabay
写真・資料:Wikimedia Commons
CC BY 4.0:Hyppolyte de Saint-Rambert、Auckland War Memorial Museum
CC BY-SA 4.0:Kestrel、Didier Descouens、Furkan Akkurt、Asturio Cantabrio、三人日、稲益誠之、Bariston、そらみみ、Lauren.mcalary、MaedaAkihiko
CC BY-SA 3.0:Momotarou2012、Miyuki Meinaka、PHGCOM、掬茶、Qurren
CC BY-SA 2.5:Jonathan Kotta/CC BY-SA 2.0:Guy Sie/CC BY-SA 2.0 FR:Rama
#海外の反応 #田中久重 #万年時計 #からくり儀右衛門 #機械式時計
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