【Celtic Music・異世界ケルト音楽】「静かな街道と風車のファンタジーBGM|風が運ぶ夜の音色」 睡眠用BGM・リラックス用BGM・作業用BGM
「ケルトシリーズ」です。
🎶チャンネルのテーマ
このチャンネルの音楽は、JRPGのような懐かしく幻想的な世界観に、ケルト楽器のやさしい響きを重ねた、独自の「JケルトBGM」をイメージして制作しています。
――ここは、剣も戦いも存在しない、
優しく穏やかな魔法の世界。
月明かりに照らされた石畳の街。
風に揺れる草原。
静かな森に響く、小さな魔法の音色――。
このシリーズでは、
3人の見習い魔法使いの旅の途中で出会った景色や想い、そして
数々の小さな冒険を、音楽として皆様へお届けしていきます。
📣お知らせ
いつも聴いてくださる皆様へ。
ロランの世界の壁紙(PC・スマホ用)をコミュニティ投稿からダウンロード頂けます。
随時壁紙を配布していく予定です。ぜひ楽しみにお待ちください!
もし待受にしてくれたら、グッドボタンかコメントで教えてくださいね!🍷
🍃物語
街の灯りは、湖の向こうにもう見えていた。
「あと少しなのに……」
少女は道標を見上げ、肩を落とした。
街道は湖を大きく迂回し、街まではまだ随分と歩かなければならない。
「湖を渡る魔法は使えないの?」
「お前の腕では、魚の仲間入りが関の山だな」
黒猫は平然と答えた。
そのとき、丘の風車小屋から声がかかった。
「こんな夜更けに旅かい? よかったら休んでいきなさい」
気のいい主人は二人を庭先へ招き、焼きたてのパンと温かな香草茶をご馳走してくれた。
風車がゆっくりと回り、花々が夜風に揺れている。
主人の旅の昔話に耳を傾けているうちに、少女の表情もすっかり和らいでいた。
「ねえ、あの街って、こんなに綺麗だったんだね」
少女が湖の向こうを指さした。
「ああ。街に着いてしまえば、あの景色は見られんからな」
「どうして?」
「灯りの中に入れば、灯りの外にいる自分を忘れるものさ」
黒猫は月明かりに照らされた湖を眺めた。
「同じ場所でも、どこに立つかで見えるものは変わる。今夜はここにいて正解だったかもしれんな」
「ふふ、じゃあ遠回りも悪くないね」
「明日の朝もそう言えるといいがな」
「明日は絶対、早く着きたい!」
主人が愉快そうに笑い、黒猫は呆れたように尻尾を揺らした。
風車の穏やかな音が、星空の下に響いていた。
街へ辿り着くことばかり考えていた二人は、もう少しだけ、この夜を楽しむことにした。
💿プレイリスト
00:00 Track1
03:09 Track2
06:36 Track3
09:21 Track4
12:19 Track5
15:34 Track6
18:38 Track7
21:32 Track8
24:29 Track9
27:22 Track10
29:56 Track11
32:46 Track12
35:46 Repeat
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