【漫画】母の介護ローンを返すため「100日だけの師匠」を引き受けた俺。弟子になったのは、5年前に俺をクビにした老舗和菓子屋の若女将だった…
「あなたの名前は、もうこの店にはいらない」
5年前の初雪の朝、そう言われて店を追い出された日のことを、俺は一度も忘れたことがない。
今回は、5年前に自分をクビにした老舗和菓子屋の若女将から「100日だけ、師匠になって」と頼まれた元職人が、5年間隠されていた本当の理由と向き合うお話。
深夜2時、製パン工場の裏口。
休憩で外に出ると、街灯の下に女の人が立っていた。
左手で前髪を耳にかける、あの仕草。10年間、工房の入り口で毎朝見ていた仕草だ。
5年前、俺をクビにした人だった。
「坂口君。100日だけ、私の師匠になって」
差し出された封筒の中には、報酬480万円と書かれた紙が1枚。
母の介護のために借りたお金の残りと、1円も違わなかった。
条件は3つ。教えるのは夜だけ。場所は、亡くなった大女将の古い工房。そして――
「5年前のことは、一度も聞かないこと」
誰も使っていないはずの工房には、なぜか温かい銅鍋が残っていた。
彼女の手首には、職人にしかできない火傷の跡が並んでいた。
そして施設にいる母は、柔らかい羊羹を食べるたびに、こう言うのだった。
「誠の味がする」……
もしあなたが千尋の立場だったら、大切な人を守るために、その人に嫌われる道を選べますか。
よかったら、コメントで聞かせてください。
▼目次
00:00 深夜の裏口での再会
03:59 条件と過去の約束
08:01 やわらか羊羹の誕生
11:57 夜の工房での修行
15:55 師匠と弟子の葛藤
19:53 工場での新たな提案
23:50 裏切りと真実の告白
27:50 松さんのノートと秘密
31:45 藤枝先生の証言
35:39 和解と再出発
39:35 初雪は二人で練る
43:36 百年茶会の告白
47:39 やわらか羊羹復活
51:46 新作雪どけと未来
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それでは、また次の物語でお会いしましょう。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
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