【睡眠導入】眠れない夜にゆっくり聴く「二宮金次郎」の生涯│薪三本から家老の家の千両の借金を返した男の物語~偉人の話(二宮金次郎編)~
#熟睡
今日も一日、本当にお疲れさまでした。
この動画は、心を穏やかに落ち着かせ、ゆっくりと眠りにつくために制作した、静かな歴史のお話です。
今夜お届けするのは、江戸時代に生きた「二宮金次郎」の物語です。
のちに二宮尊徳という名でも知られるようになったこの人物は、薪を背負う少年の姿で、今も多くの人々に親しまれています。
しかし、その少年が大人になってから、どのような人生を歩み、何を成し遂げたのかについては、意外と知られていないかもしれません。
幼いころ、田植えのあとに捨てられていた苗を拾い集め、そこから一俵の米を収穫した金次郎。
そんな小さな工夫を積み重ねていた少年は、やがて傾いていた自分の家を立て直し、家老の家が抱えていた千両もの借金を整理することになります。
さらに、荒れ果てた北の村々へと足を運び、一つ、また一つと、人々の暮らしと村の営みを再び立て直していきました。
その取り組みが及んだ村の数は、のちに六百を超えたとも伝えられています。
今夜は、二宮金次郎が歩んだ人生を、幼いころから晩年まで、時の流れに沿ってゆっくりとたどっていきましょう。
山で薪を集めて暮らしていた少年時代。二百本の松の苗を育てたこと。捨てられた苗から得た一俵の米。そして、自らの家を立て直すために続けた地道な努力。
やがて物語は、家老の家の台所へと移っていきます。
そこでは、五本使っていた薪を三本に減らすような、小さな節約が積み重ねられていました。
奉公人たちが互いにお金を貸し借りする「五常講」という仕組みや、年貢の上限を定める「分度」という考え方も登場します。
一軒につき、一日に縄をひと房なうという計算。飢饉に苦しむ人々へ届けられた救い米。川に茅葺き屋根を沈めて築いた堰。
さらには、十二万七千両もの借金を抱えた家の再建、村が村を選んだ二十八の村々、百八十九年分の帳面を調べる仕事、そして日光の山あいに広がる村々での取り組みへと、お話は続いていきます。
金次郎が生涯を通じて大切にしたのは、日々の小さな努力を積み重ね、限られたものを生かしながら、人々の暮らしを少しずつ良くしていくことでした。
今夜は、そんな二宮金次郎の足跡を、一つひとつ静かに振り返っていきます。
この物語には、激しい展開や大きな山場はありません。
昔の村の風景や、田畑で働く人々の姿を思い浮かべながら、どうぞ肩の力を抜いて、ゆったりと耳を傾けてください。
途中で眠くなったら、最後まで聞こうとせず、そのまま自然な眠りに身を任せていただいて大丈夫です。
なお、薪を背負いながら本を読む二宮金次郎の像は、明治時代の終わりごろから広く知られるようになった姿です。
このお話では、その像についてではなく、少年時代の金次郎が実際に山で薪を集め、それを売りながら暮らしていた日々を描いています。
今夜も、静かで心地よい眠りが訪れますように。
どうぞ、ゆっくりとおやすみください。
【目次】
00:00:00 はじめに
00:02:38 第一章 大水に見舞われた村
00:05:01 第二章 わらじと薪のある暮らし
00:07:34 第三章 二百本の松の苗
00:09:49 第四章 おじの家で育てた菜種
00:12:01 第五章 捨てられた苗から得た一俵の米
00:14:49 第六章 小さな小屋からの出発
00:17:09 第七章 本家のための基金
00:19:43 第八章 家老の家に仕える若党
00:22:29 第九章 互いに助け合う五常講
00:25:05 第十章 千両の借金が記された帳面
00:27:44 第十一章 台所で使われる薪
00:30:20 第十二章 三百両と升の大きさ
00:32:58 第十三章 北にある三つの村
00:35:26 第十四章 家と田畑を売り払って
00:37:49 第十五章 陣屋で迎える朝
00:40:24 第十六章 年貢に設けられた上限
00:43:00 第十七章 開墾した者へ半分を与える
00:45:24 第十八章 一軒一日、縄ひと房の計算
00:47:59 第十九章 陣屋で生まれた娘
00:50:23 第二十章 人々の間に生じた行き違い
00:52:34 第二十一章 成田の寺を訪ねて
00:54:59 第二十二章 四百二十六俵の米
00:57:28 第二十三章 なすの味から感じたこと
01:00:07 第二十四章 小田原にある米蔵
01:02:40 第二十五章 烏山で配られた救い米
01:04:57 第二十六章 青木村から寄せられた願い
01:07:24 第二十七章 川に沈めた茅葺き屋根
01:09:35 第二十八章 十二万七千両の借金
01:12:10 第二十九章 下館の二十八か村
01:14:43 第三十章 入れ札と芋こじ
01:17:24 第三十一章 小田原の三つの村
01:19:40 第三十二章 閉ざされてしまった相談
01:21:54 第三十三章 相馬に残された百八十九年分の記録
01:25:34 第三十四章 成田村と坪田村の暮らし
01:27:47 第三十五章 二十俵二人扶持の役人
01:30:06 第三十六章 小田原の百六十両
01:32:28 第三十七章 六十冊にまとめられた手引き
01:34:47 第三十八章 夜の話を書き留める
01:37:13 第三十九章 東郷陣屋で待つ日々
01:39:07 第四十章 日光の山々を歩く
01:41:20 第四十一章 今市の役所での仕事
01:43:44 おわりに
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