【古代朝鮮半島】生贄にされた女の人生が最悪すぎる
1500年前の古墳の、石の部屋。そこに、4人が並んで横たわっていました。
いちばん奥にいたのは、16歳ほどの少女。左の耳には、金の耳飾りが残っていました。
あなたは、朝鮮半島の南にあった加耶の国で、有力者の屋敷に仕える娘。
米や肉を食べ、金の飾りを身につける、恵まれた暮らし。
ただし、主人が亡くなれば、あなたも一緒に墓へ入る――「殉葬」という決まりがありました。
鉄の国・加耶、金の箱と6つの卵の伝説、日本の須恵器につながる土器。
新羅の殉葬禁止(502年)、金官加耶の降伏、伽耶琴と于勒。
そして2007年、韓国・昌寧の松峴洞15号墳で見つかった少女の骨は、2009年に体と顔が復元され、「ソンヒョニ」と呼ばれるようになりました。
骨と歯に残された記録から、1500年前の16歳の一生をたどります。
※主人公の暮らしは、骨の分析と当時の記録から考えた、代表的な姿として描いています。仕事の中身など、記録のない部分は「たとえば」として描いています。
※亡くなり方や、耳飾りが金か金めっきかなど、はっきりしていない点もあります。
※映像はすべて棒人間とイラストで描いています。
▼目次
0:00 石の部屋の4人
0:50 第1章 加耶の国の娘
3:02 第2章 屋敷の娘
4:43 第3章 殉葬という決まり
6:25 第4章 近づく新羅
7:45 第5章 主人の死
9:09 第6章 1500年の眠り
10:18 第7章 よみがえる少女
11:48 最後に ― なぜ一緒に葬られたのか
▼参考にした資料
・国立加耶文化財研究所ほか「古代殉葬人骨の復元研究」(2009年発表)と、その報道
・『三国史記』(新羅本紀 智証王・法興王の条、楽志)
・『三国遺事』駕洛国記
・『三国志』魏書 東夷伝(弁辰・夫余の条)
・高霊 池山洞44号墳の調査(大加耶博物館)
・昌寧 松峴洞7号墳の調査(クスノキの舟形木棺)
・ユネスコ世界遺産「加耶古墳群」(2023年登録)
▼この動画について
・ナレーション:VOICEVOX:青山龍星
・映像はすべて棒人間で描いています
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