教室ごと時速1,360kmで東の壁へ。もしも自転が止まった地球の1秒後から1年後までを物理シミュレーションで追ってみた
もしも地球の自転が止まったら、私たちはどうなる? 物理エンジン pymunk のシミュレーションと物理の式で確かめ、Blenderで3Dにしました。
・急に止まった場合: 地面の上のものは、東京では時速約1,360kmのまま東へ。地面との摩擦(摩擦係数0.6)でブレーキがかかるとして、止まるまでの距離と時間をシミュレーションしています。
・ゆっくり止めた場合: 体をまっすぐにして踏ん張らずに立っている人(足の長さ26cm、重心の高さ約1m)を剛体として、地面が一定の割合で減速するときに倒れるかどうかを、止まるまでの時間を変えて調べました。
・建物の中、プール、屋上: 建物やプールは地面と一緒に止まり、中のものだけが元の速さで動き続けるとして、pymunkで計算しています(空気の抵抗は考えていません)。
・1日の長さ: 自転しない地球が太陽の周りを回る動きを、万有引力でシミュレーションしています。
・半年後の夜側: 太陽が消えた地球と同じ2層モデル(lf08)で、空気と海が熱を運ぶ分は入れていない目安の計算です
・前提: 固い地面だけが止まり、空気・海・地面の上のものは動き続ける。公転と地軸の向きは変わらない。止めるのに必要なエネルギーや地球内部への影響は扱いません
・海の移動: この章だけは物理エンジンを使わず、式と地形データで計算しています。固い地面の赤道のふくらみはそのまま残り、海の水だけが回転の勢いを失うとして、海の水の量が変わらないように新しい海面を決めました。地形はNASA Visible EarthのGEBCO_08(約20kmの細かさ)を使った、目安の計算です。
BGM: Sneaky Snitch Kevin MacLeod (incompetech.com) / Licensed under Creative Commons: By Attribution 4.0 / https://creativecommons.org/licenses/...
地球の画像・地形: NASA Visible Earth (Blue Marble, GEBCO_08 / The GEBCO_08 Grid, version 20091120, www.gebco.net)
地図の衛星画像: Sentinel-2 cloudless 2016 by EOX IT Services GmbH (Contains modified Copernicus Sentinel data 2016) / Licensed under Creative Commons: By Attribution 4.0 / https://s2maps.eu
地図の地形: Mapzen Terrain Tiles (AWS Open Data; SRTM, GEBCO, ETOPO1 ほか)
地図データ: © OpenStreetMap contributors (ODbL, https://www.openstreetmap.org/copyright)
0:00 オープニング
0:17 止まる前の地球
0:55 停止の瞬間から1秒
1:44 停止から1分
2:10 1日後、1か月後。太陽が動かない
2:43 半年後。昼の国と夜の国
3:27 1年後。海が大移動する
5:33 ゆっくり止めるなら、何分?
6:18 まとめ
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