【P-1哨戒機】1機473億円、輸出ゼロ。世界4カ国が国産哨戒機を買わなかった本当の理由
【P-1哨戒機】1機473億円、輸出ゼロ。世界4カ国が国産哨戒機を買わなかった本当の理由
防衛省はひとつの国産哨戒機のために4656件の契約を結び、総額は1兆7766億円に達しました。川崎重工業のP-1は、光ファイバーで操縦信号を送るフライ・バイ・ライトを実用機として世界で初めて採用した、潜水艦を探すための専用機です。それでもイギリス、ニュージーランド、ドイツ、フランスはP-1を選ばず、輸出の実績はゼロのままです。
2001年のP-X/C-X同時開発、2007年の初飛行、国産エンジンF7、2013年の4発エンジン全停止、2014年の防衛装備移転三原則、2015年のRIATでの飛行展示、2016年カイコウラ地震での被災地飛行、2018年の韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射事件、2020年のドイツによる候補除外、2025年のイタリア空軍参謀長の発言。そして2025年6月、会計検査院は塩害によるエンジンの腐食や部品不足を指摘しました。1機あたりの価格は当初の約100億円から、2026年度要求では473億円に上がっています。
2026年8月、P-1は初めての海外実任務としてジブチへ向かいました。誰も買わなかった哨戒機は、なぜこうなったのか。その理由をたどります。
映像:Wikimedia Commons (CC BY 3.0, CC BY 4.0), DVIDS(米軍、パブリックドメイン), Pexels.
画像:公開情報 — 専門誌、メーカー、各国軍, Wikimedia Commons.
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