天皇家に匹敵した「もう一つの王家」 葛城氏はなぜ焼き尽くされたのか【歴史ミステリー夜話】
5世紀、のちに雄略天皇となる大泊瀬皇子の軍勢が、一人の豪族の屋敷を取り囲みました。
中にいたのは、葛城円大臣。
娘の韓媛と葛城の宅七区を差し出して許しを請いましたが、屋敷には火が放たれます。
大王となる者は、なぜ一つの豪族を、根こそぎ滅ぼさなければならなかったのか。
そもそも葛城氏は、なぜ天皇家に匹敵するほどの勢力になれたのでしょうか。
天皇の系図の横に「母の線」を引くと、仁徳天皇のあとに続く5世紀の大王9人のうち、6人の母が葛城の娘だったことが見えてきます。
日本書紀、古事記、続日本紀、百済の記録、そして奈良県御所市の南郷遺跡群や室宮山古墳を手がかりに、この問いを読み解きます。
この動画で取り上げること
・母方からたどり直す、5世紀の大王の系図
・百済の記録に残る「沙至比跪」と、葛城襲津彦の実在
・南郷遺跡群の工房と、渡来の技術者たちの痕跡
・大和から海へ抜ける道の入り口、「西の門」としての葛城
・一言主神の物語が、古事記・日本書紀・続日本紀で変わっていく意味
・円大臣の滅亡と市辺押磐皇子の死が、一つの構図でつながる理由
・焼き払われた葛城の血は、どこへ流れていったのか
本動画の結論は、『日本書紀』『古事記』『続日本紀』の記述と考古学の知見をもとにした、当チャンネル独自の考察です。
葛城襲津彦の実在や、遺跡・古墳と人物の結びつきには、研究者の間でもさまざまな見解があります。
室宮山古墳の被葬者や、極楽寺ヒビキ遺跡が円大臣の屋敷だったかどうかは、学術的に確定しているわけではありません。
【チャプター】
0:00 導入|炎に包まれた大臣の館
2:24 第1章|天皇を産んだ一族
6:09 第2章|葛城襲津彦は実在したのか
10:11 第3章|葛城の王都
14:37 第4章|大和の西の門
17:52 第5章|対等から緊張へ
22:29 第6章|焼き討ちの意味
27:07 最終章|葛城氏はなぜ天皇家に匹敵できたのか
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/ @眠れる歴史ミステリー夜話
【動画で取り上げた史料】
『日本書紀』(『百済記』の引用を含む)『古事記』『続日本紀』、広開土王碑
【参考・補足リンク】
國學院大學 古典文化学事業「葛城之一言主之大神」
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinm...
全国文化財総覧(奈良文化財研究所)「南郷遺跡群」(奈良県立橿原考古学研究所 1999年)
https://sitereports.nabunken.go.jp/53419
【BGM】
「伝統の街」/秋山裕和(H/MIX GALLERY)
楽曲ページ:https://www.hmix.net/music/n8.html
利用規約:https://www.hmix.net/terms.html
【音声】
VOICEVOX:青山龍星
【映像について】
本編のイラストは、神話や歴史を説明するためのイメージです。
実在した人物の容貌や当時の景観を厳密に復元したものではありません。
ご視聴ありがとうございます。
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#葛城氏 #日本古代史 #古代豪族 #日本書紀 #歴史ミステリー
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