なぜ電話のキーパッドには「*」と「#」があるのか【ゆっくり解説】
#電話 #スマホ #なぜ
「番号を入力して、最後に#を押してください」——自動音声ではおなじみのあの#。でも、0を挟んで反対側にある*は、最後に押したのがいつだったか思い出せない。なぜ電話には、この2つが並んでいるのでしょうか?
今回は、*と#がどこから来て、どうして今も残り続けているのかをゆっくり解説します。
話は自動音声よりずっと前、1960年のベル研究所の設計図から始まります。ボタンを押すと鳴るあの「ピポパ」は、低い音4つと高い音4つの組み合わせ。掛け合わせると16通りの席ができるのに、数字は10個しかありませんでした。
余った席は、用途も決めないまま先に空けてあったんです。1963年に世界で初めて売り出された押しボタン式の電話では、その2つはいったん外され、5年後に「*はダイヤルの左側、#は右側」と決めて戻ってきます。
しかも、今のスマホは60年前と同じあの音を——実は送っていません。
用途が決まらないまま残った空白が、どうやって電話の「句読点」になったのかを、ゆっくり解説します。
昔からデジタルに触れてきた方も、当時をリアルタイムで通ってきた方も、
「短縮ダイヤル、*と2桁で使ってた」「*なんてもう何年も押してない」など、ぜひコメント欄で教えてください!
▼目次
00:00 オープニング
00:56 そもそも、ボタンを押すと電話機は何をしているのか
01:28 「ピ」は2つの音 ─ 声で誤作動しないための設計
02:41 4×4で16席。数字は10個しかないのに
03:02 ボタンの並びは、社員に押させる実験で決まった
03:38 押し間違いが少なかったのは、今の形ではなかった
04:17 用途も決めずに空けられた、2つの予備席
04:59 市場テスト機の「星とダイヤ」と、1963年の世界初
05:56 「あれはまずかった」 ─ 外して1年での後悔
06:22 電話で注文を打ち込む、12ボタンの特注機
06:48 ASCIIにある字にすべきだ ─ *と#が残った理由
07:26 1968年の保守規程「*は左、#は右」
07:59 米軍AUTOVONと、赤い優先ボタン
09:05 記録に残る#の初仕事、テレビ電話
09:22 #じゃなきゃいけない理由、ある?
10:54 *は文頭の記号、#は句点に
11:23 スマホは、あの音を送っていない
12:01 なぜ音のまま送らないのか
12:30 *#06# ─ 隠しコマンドではなく規格の文法
13:17 *と#で送金する国
13:51 RFC4733 ─ *は10番、#は11番
14:33 席が先で、意味が後
14:46 まとめ
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