D端子はHDMIに本当に消されたのか【ゆっくり解説】
テレビの裏の、台形をした変な穴。HDMIの前は、あれが家庭で一番きれいな絵を出せる線でした。
ところが、あの端子には不思議な動きがありました。同じケーブルで、同じテレビに繋いだまま、入れるディスクを変えると画質が落ちる——そんなことが起きていたのです。
今回は、D端子が「消された」と言われる経緯を、メーカーと業界団体が公開している資料から追いかけます。
「D」はデジタルの略ではありません。規格の正式な名前は「デジタル放送映像信号(Y, PB, PR)接続用D端子コネクタ」。デジタル放送を映すための、アナログの端子でした。
性能は、D5でフルハイビジョンまで。アナログでハイビジョンを出せたのは、D端子とコンポーネントだけでした。
それが2011年から、市販のブルーレイソフトと、BDに録画した番組を再生したときだけ、標準画質(D1・480i)に制限されます。ただし——テレビ番組も、HDDに録画したものも、自分で撮ったビデオも、その後もハイビジョンで出続けていました。
さらに2014年1月以降に出荷される機器では、市販BDソフトの再生時、アナログ端子から映像そのものが出なくなります。
「端子が古くなったから」では説明がつかない話を、ゆっくり解説します。
■ あなたの手元の話を聞かせてください
テレビの裏に手を突っ込んで、見ないで挿していた人。ブルーレイを買ってきたのに、思ったほどきれいじゃなかった人。
あのころ何と何を繋いでいたか、コメントで一言だけ教えてください。
▼目次
0:00 HDMIの前にあったアレ
1:17 その台形には、名前がある
2:42 HDMIの前、これが一番きれいだった
4:40 「D」は、デジタルの略じゃない
6:27 中身がアナログである、動かぬ証拠
7:59 D1からD5まで
9:51 「HDMIに負けた」は、半分は本当だ
11:34 よく言われてる理由を、一つずつ当たってみる
13:29 この端子は、日本にしかなかった
14:53 2011年1月28日、メーカー公式のお知らせ
16:29 刻印の「D1」が、意味を変えた瞬間
18:49 同じ穴なのに、出てくる絵が変わる
23:32 誰が決めたのか
27:05 それでもHDMIは便利だった、そして挿す相手が消えた
32:52 まとめ
34:23 締め — あなたの手元にある、その後
このチャンネルでは、身のまわりの機械の「なぜ」を、当時の資料から追いかけています。
エスカレーターの黄色い線、自動ドアのセンサー、消えていった道具。中で何が起きていたのかを、一つずつ確かめます。
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▼ 参考にした資料
・一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)「2014年(平成26年)1月以降にBDソフト再生時にアナログ出力されない機器が販売されることに関するFAQ」2013年11月
・パナソニック株式会社「D端子接続における、アナログハイビジョン映像出力規制に関するお知らせ」2011年1月28日
・ソニー株式会社「D端子から、HD画質の映像が出ない時がある」
・株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント「PS3™ 映像出力設定」
※本編で使用している実物の写真・映像は、すべて自分で撮影したものです。
※OP映像とイメージ図の一部に生成AIを使用しています。
※音楽:魔王魂
※音声合成にAquesTalkを使用しています(使用ライセンス〈商用コンテンツ向け〉取得済み)。
※立ち絵:たぬき式ゆっくり(https://tanukiyukkuri.github.io/tanuk...
※この動画は東方Projectの二次創作です(原作:上海アリス幻樂団)。
※このチャンネルは、当時の資料を読んで確かめたことだけを話しています。資料の読み違いがあれば、コメントでご指摘ください。
#D端子 #HDMI #ブルーレイ #ゆっくり解説
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