「IQが高いと、見える世界はどう違うのか」アルジャーノン・エヴァ・デスノートの天才たちを、哲学者と読み解く
「僕は、新世界の神となる」
拾ったノートで、まじめで心のやさしい人間だけの世界を作る。そう決めた高校生の言葉です。
IQが高い人には、ふつうの人とはちがう世界が見えている。
頭がよければ、人生はもっと楽になる。
けれど物語の中の天才たちは、ほとんど幸せになりません。
手術でIQが68から185になった男、チャーリイ・ゴードン(アルジャーノンに花束を)。
14歳でもう大学を出ていた少女、惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)。
新世界の神になろうとした高校生、夜神月(DEATH NOTE)。
洞窟の奥から、外の光へとのびる坂。
下の段、上の段、頂上に立った3人の天才を、
プラトンの「洞窟のたとえ」、心理学の「非同期発達」、ドストエフスキー『罪と罰』を手がかりに解剖します。
天才たちを苦しめていたものの正体は、最後にわたしたち自身へ返ってきます。
あなたには、自分に見えている世界を、そのまま分け合える人が、何人いるだろうか。
※3つの作品の結末にふれます
※作中の出来事の読み解きには、チャンネル独自の解釈を含みます
※哲学者・作家の言葉は、当チャンネルが短く言い直したものです
※作品の場面は、考察のために引用しています。権利はそれぞれの権利者にあります
※『DEATH NOTE』のLの最期は、アニメ版にもとづいています(原作漫画とは描かれ方がちがいます)
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コメント欄に届いた声から、この動画の続き「『話が通じない』のは、どちらの目か」を書きました。noteで全文無料で読めます(約14分の動画版つき)。
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■ あわせて見たい動画
・「機械に心は宿るのか」作られた命の“私”はどこにあるのか: • 「機械に心は宿るのか」哲学で考える、作られた命の“私”はどこにあるのか【攻殻機動隊/...
・「地獄とは他人のことだ」人類補完計画は幸せだったのか?: • 「地獄とは他人のことだ」哲学者と考える、人類補完計画は幸せだったのか?【エヴァンゲリオン】
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■ 目次
0:00 序章 IQが高いと、見える世界はどう違うのか
1:24 第1章 頭がよくなれば、人とわかりあえるのか
5:50 第2章 生まれつきの天才は、うまく生きられるのか
9:20 第3章 いちばん上にいる天才は、だれと話すのか
14:34 終章 天才に見えていた世界
■ 取りあげた作品
・ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を〔新装版〕』(小尾芙佐訳/早川書房)
・『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年/テレビアニメ/監督 庵野秀明)
・『DEATH NOTE』(2006年/テレビアニメ/原作 大場つぐみ・小畑健)
■ 参考にした文献
・プラトン『国家』第7巻(洞窟のたとえ)
・フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』(1866年)第3部第5章
・非同期発達:ジャン=シャルル・テラシエ(1979年)、コロンバス・グループ(1991年)のギフテッドの研究
※イラスト・図解・作品の場面以外の映像は、本チャンネルで制作したものです
アニメや映画を入り口に、心理学や哲学を図解で解説しています。
あなたの読み方も、ぜひコメントで聞かせてください。
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