対話の効能〈わたし〉と〈あなた〉のあわいvol.2|自助グループとグループカウンセリング:信田さよ子・本多清見
自助グループとグループカウンセリング
【講演】信田さよ子:家族を援助するとは KGメソッドにみるケアと介入の方法論
0:00:00 自己紹介
0:09:18 KGとは?
0:12:17 放射状の関係
0:13:58 グループ運営の3段階
0:23:49 導入期:自己紹介と一週間の出来事発表
0:28:55 展開期:ファシリテーターから全員にコメント
0:39:38 KGの基礎知識を適宜レクチャーする
三種類のI-message
松:プラスの感情を伝える、褒める
竹:辛い・苦しい・寂しい・残念だという感情を伝える
梅:自分の意思・要求を伝える
0:44:35 介入を恐れない
0:48:41 一週間の宿題を出す
0:52:06 グループの意味
0:53:50 実際に変化が生じること
0:55:50 家族(母親)を援助するとは
【対話】講師:信田さよ子×ファシリテーター:山内泰
0:57:02 講演について
0:59:42 家族が変わっていくために「役を演じる」こと
1:05:48 家族の中に社会的な機能が見出されるまで
1:07:35 当事者であることを自覚することとグループでやることには相乗効果がある?
1:11:00 依存グループにおける「放射状の関係」の効能
1:19:09 I-message の重要さ
<質疑・応答>
1:22:56 当事者が立ち上げた自助グループをどのように展開していけばよいでしょうか?
1:24:27 シングルマザーの場合援助のしかたは違いますか?
【体験】本多清見、信田さよ子
1:27:00 心理劇実演 1
1:30:06 心理劇の流れ|心理劇の基礎概念
1:32:24 心理劇の構成要素としての5つの役割
1:34:54 ウォーミングアップ|マジックショップ
1:40:12 心理劇実演 2
1:48:45 ロールプレイ 1
1:51:54 ロールプレイ 2
2:03:51 ワークショップを終えて
2:16:54 全体を終えて
2:25:13 クレジット
********************
予想外の新しい視点や関係を創造したり、自分の信念に変化が起こるなど、様々な効能が注目されている「対話」。その多様なアプローチについて学び・体験しながら、日常における「対話」の可能性を再考するセミナー第2弾。
【公式サイト】https://www.setagaya-ldc.net/program/...
********************
誰かとじっくり「対話」をしたことはありますか。それは、日常のありふれたコミュニケーション行為の一つだと思われるかもしれません。しかし、その経験を改めて思い起こしてみるとどうでしょうか。例えば、他人の体験談の中に自分を見つけて共感したり、人々の語りに触発されて自らの感情や言葉が引き出されたり、その場からユニークな発想が生まれる経験をした人も多いのではないでしょうか。
「対話」には、別々に存在している〈わたし〉と〈あなた〉の分け目を揺るがし、多面的な自らの思いを発見させ、自分一人では辿り着かない新たな地平に導くような不思議な効能があるのかもしれません。
近年、対話を通じて人々の〈生きづらさ〉にアプローチする様々な方法が注目を集めています。
依存や嗜癖、夫婦や親子関係などに苦しむ人々が、同じ悩みを持つ人同士で体験を分かち学び合う「自助グループ」や専門家が加わる「グループカウンセリング」。犯罪や紛争、いじめやハラスメントなどが生じた際に、被害者、加害者、家族、友人、地域の人など関係者が会し、傷や関係の修復を目指す「修復的正義」。病気や障害、仕事や子育て、人間関係など何らかの困りごとを抱える人々が、その仕組みや対処法について仲間と自分研究を行う「当事者研究」。
既存の枠組みでは進展の難しい状況に、多声的対話を取り入れることで事態を好転させる実践的取り組みが多くの現場で発展拡大しており、私たちの日常生活における「対話」の可能性が再認識されています。
本企画は、「対話」を中心に据えた多様なアプローチの実践者とともに、〈わたし〉と〈あなた〉のあわいから生まれる「対話」の効能について学び体験するセミナーです。誰にでも開かれた日常行為である「対話」が、自己を更新し、新しい視点や関係を創造する可能性について考えます。
********************
『対話の効能 〈わたし〉と〈あなた〉のあわい』
自助グループとグループカウンセリング
【開催日】2024年11月24日(日)13:00~18:30
【会場】生活工房ワークショップルーム
【出演】信田さよ子[公認心理師・臨床心理士]、本多清見[公認心理師・臨床心理士]、山内泰[NPO法人ドネルモ代表理事、一般社団法人大牟田未来共創センター理事] 、セミナー参加者の皆さん
【撮影・構成・編集】三行英登
【主催】公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
【協力】東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
【後援】世田谷区、世田谷区教育委員会
********************
「自助グループ」は、病気、障害、依存、嗜癖、マイノリティなど共通の問題を抱える人やその家族が自主的に集まり、「言いっぱなし・聞きっぱなし」で体験を語り合いながら、 困難な状態からの回復を目指すアプローチです。1935年 にアメリカで誕生したアルコール依存症者の自助団体を 原型に、今では世界中に多種多様な自助グループがあります。また「グループカウンセリング」は、共通の悩みを持つ人々がテーマに沿って自分の体験を話す場にカウンセラーがファシリテーターとして入り、集団の持つ力によって、各々が抱える問題への気づきや行動改善、自己成長を目指す手法です。この回では、前半に自助グループとグループカウンセリングの歴史的変遷と実践について伺います。後半では、心理劇の手法を取り入れながら、グループ対話の意味を学び、その効能を体験します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶GUEST 信田さよ子 Nobuta Sayoko
公認心理師、臨床心理士、日本公認心理師協会会長、日本臨床心理士会理事。駒木野病院勤務を経て1995年原宿カウンセリングセンターを設立(現在顧問)。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、DV、虐待、性暴力、ハラスメントの加害者・被害者へのカウンセリングを行う。著書に『暴力とアディクション』(青土社)、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『カウンセラーは何を見ているか』(医学書院)、『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)、『家族と国家は共謀する』(角川新書)、『共依存』(朝日文庫)など。
▶GUEST 本多清見 Honda Kiyomi
公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンターにて、家族問題、対人関係、生き方の悩み、DV、虐待被害・加害等への個別カウンセリングを担当。東京薬科大学学生相談室および東京女子大学ハラスメント相談室にて相談員を務める。また複数の企業において、メンタルヘルスや職場環境改善に関する社員研修、親子関係に関するレクチャー等を行う。学会発表に「『語り』から『行為』への懸け橋 ―心理劇の方法としての想像力―」(2013年日本心理臨床学会)、「コンバインドセラピーとしての心理劇を通じたクライアント理解」(2016年日本心理劇学会)など。
▶FACILITATOR 山内泰 Yamauchi Yutaka
1977年生まれ。NPO法人ドネルモ代表理事。一般社団法人大牟田未来共創センター(通称:ポニポニ)理事。株式会社ふくしごと取締役。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。芸術工学博士(美学)。地域で対話の場づくりに取り組む一方で、問いと対話のメディア「湯リイカ」(主催:ポニポニ)などさまざまな有識者との対話企画をコーディネート。主な論文掲載に『デザインに哲学は必要か』(共著、武蔵野美術大学出版)、「『わたしの役柄』が表現すること 哲学者・國分功一郎さんとの対話から」(「精神看護」23巻4号、医学書院)など。
#対話 #カウンセリング #信田さよ子
コメント 読み込み中…