【片道220キロ】冬の『中山道』を江戸へ!! "椋鳥"と呼ばれた信濃の出稼ぎ男の一冬を完全再現!!
江戸の人々に「椋鳥」と笑われながら、なぜ信濃の男たちは、毎年冬になると雪の峠を越えて江戸へ向かったのでしょうか。
▶ 江戸の旅に密着した動画をまとめて見る
• 【江戸の旅に密着】街道・宿・島流しをリアル再現
天保14年(1843年)の秋、中山道・下諏訪宿の馬子、鶴吉(23歳)は、借金を返すため、冬のあいだ江戸へ出稼ぎに出ます。辞書の記述や幕府の触れ、和田峠の施行所の記録などをもとに、下諏訪から江戸まで片道およそ220キロの一冬を再現しました。
見どころ
・標高1531m、中山道でいちばん高い和田峠を、冬に越える道中
・米を白くする「米搗き」の仕事と、江戸に来た者がかかった「江戸わずらい」
・椋鳥の一冬の稼ぎと旅費を、今のお金で計算(手元に残るのはおよそ32万円)
・吹雪の峠にあった、旅人に粥を1椀ずつふるまう小屋。その元手は千両、今のお金でおよそ2億円
峠の粥の千両を出したのは、江戸の誰だったのか。その答えは、鶴吉の一冬の終わりに明かします。
■ タイムスタンプ
0:00 吹雪の和田峠|江戸へ向かう馬子・鶴吉
0:27 「椋鳥」と呼ばれた出稼ぎ|峠の粥、元手は千両
1:07 下諏訪の馬子|天保14年、23歳の鶴吉
3:09 冬の江戸へ出稼ぎに|米搗き・酒造り・湯屋
4:46 人返しの令|江戸の幕府の厳しい命令
6:09 お金の目安|1文はおよそ30円
6:50 出発|冬の和田峠を越える
8:58 峠の小屋|馬に煮麦を出す小屋
9:48 中山道を東へ|望月・碓氷峠・木賃宿
10:47 碓氷の関所|入り鉄砲に出女
12:57 江戸に着く|8日目の夕方、板橋から
13:11 人口100万人の江戸|口入れ屋と請状
16:07 米搗きの冬|唐臼を何万回も踏む
17:50 江戸わずらい|白い米と脚気
19:01 一冬の稼ぎ|給金2両と旅費
20:35 手元に残るお金|およそ32万円
21:47 正月の江戸|呉服町を歩く
24:06 春の帰り道|足の悪い権六を連れて
26:51 吹雪の和田峠|権六の足が止まる
27:36 粥の小屋|永代人馬施行所
30:44 下諏訪へ|家に帰り着く
32:29 答え合わせ|なぜ江戸へ、千両を出したのは誰か
■ 参考になる本
※ 以下のリンクには広告(アフィリエイト)を含みます。
・『ちゃんと歩ける中山道六十九次 東 日本橋~藪原宿』(八木牧夫)
https://www.amazon.co.jp/dp/463560077...
・『脚気の歴史』(板倉聖宣)
https://www.amazon.co.jp/dp/477350245...
・『江戸奉公人の心得帖 呉服商白木屋の日常』(油井宏子)
https://www.amazon.co.jp/dp/410610242...
■ 出典
[1] 和田峠 (長野県)(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/和田峠_(長野県)
[2] 中山道六十九次(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/中山道六十九次
[3] JSTサイエンスポータル(2007年10月14日の記事)
https://scienceportal.jst.go.jp/stori...
[4] 和田峠(コトバンク・日本歴史地名大系)
https://kotobank.jp/word/和田峠
[5] 椋鳥(コトバンク・精選版 日本国語大辞典)
https://kotobank.jp/word/椋鳥
[6] 出稼ぎ(コトバンク)
https://kotobank.jp/word/出稼ぎ
[7] 人返し(コトバンク)
https://kotobank.jp/word/人返し
[8] 天保の改革(コトバンク)
https://kotobank.jp/word/天保の改革
[9] 明治150年 栄養(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/meiji150/eiy...
[10] 関所(旅する日本)
https://tabi-mag.jp/checkpoint-big4/
[11] 臼(コトバンク)
https://kotobank.jp/word/臼
[12] 諏訪湖の御神渡り(ウェザーニュース 2026年2月)
https://weathernews.jp/news/202602/20...
[13] 19世紀前半の江戸の物価(熊本県の資料)
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded...
[14] 東海道Q&A(国土交通省 横浜国道事務所)
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/t...
※ 今のお金への換算は目安の計算です。江戸の大工の日当(銀5匁4分≒583文)を今の大工の日当およそ1万8000円にあてて、1文≒30円、1両≒20万円としています。米の値段を基準にすると、1文は10円台になります。
※ 一部は「〜と伝わる」「〜とされる」と表現しています(施行所の場所や、粥をふるまい始めた時期、千両の使い道の内訳など)。詳しくは原典をご確認ください。
※ 鶴吉・権六・松蔵・母・搗米屋の主人は、記録をもとに作った架空の人物です。日程・奉公先・給金2両(仮定)・吹雪と小屋の場面・権六の病の経過は再現のための創作です。この冬に施行所が粥をふるまっていたことも、物語上の設定です。
※ かせ屋与兵衛の千両、人返しの令、天保の改革などの実在の人物・出来事は、記録にもとづいています。
#江戸時代 #中山道 #歴史
#出稼ぎ #椋鳥 #和田峠 #下諏訪 #江戸わずらい #天保の改革
コメント 読み込み中…