なぜ縄文人は、わざわざ地面を掘って家を建てたのか?
竪穴住居はなぜ1万年も続いた?縄文人が地面を掘って冬を越した家のしくみ
岩手県の御所野遺跡で、4000年ほど前に焼け落ちた縄文の家の床から、赤く焼けて固まった土が見つかりました。それは、屋根の上に載っていた土でした。暗くて、煙たくて、湿っぽい竪穴住居を、日本列島の人々はなぜ手放さなかったのでしょうか。床下の土の温度、土の屋根、復元住居でのマイナス1度の実験、人の体温の計算、合掌造りの煙の役目まで、手がかりをひとつずつたどります。見えてくるのは、穴そのものではない、冬を越すためのひとつの仕組みです。
📌 チャプター
0:00 4000年前に焼けた家と「赤い土」
0:55 御所野遺跡で見つかった8棟の焼けた家
2:06 地面を掘って屋根を下ろす、壁のない家
2:52 1万2000年も使われ続けた穴の家
4:40 井戸水と同じ?床下の土の温度
6:18 大地の魔法瓶と「土のふた」
7:22 掘れば壁がいらない
8:28 復元住居の実験はマイナス1度
10:33 人ひとりは100ワットの電球
12:50 150畳の巨大な竪穴建物
13:38 湿気・腐れ・火事と、こもる煙
15:28 土と火と人がそろってはじめて
16:30 穴に住むのは遅れた暮らし?
17:59 赤い土に残った冬の温もり
📚 参考にした研究
・浅川滋男・西山和宏による御所野遺跡の焼失竪穴住居群の調査(1997)
・大鹿窪遺跡の竪穴住居跡(文化庁 文化遺産オンライン)
・田名向原遺跡の旧石器時代の建物の跡(相模原市、2025)
・上野原遺跡の竪穴住居跡(文化庁 文化遺産オンライン)
・自然教育園の地温観測(国立科学博物館『自然教育園報告』43号、2012)
・江口志麻「竪穴住居復元のための一考察」
・復元した磨製石斧による伐採実験(群馬県埋蔵文化財調査事業団)
・御所野遺跡の復元住居での室温の実験(2021)
・リチャード・マクドナルドによるキートリー・クリーク遺跡の体温の研究(Richard MacDonald)
・画家ポール・ケインの冬の竪穴の家の記録(Paul Kane)
・白川郷の合掌造りと囲炉裏の煙(観光庁 多言語解説文データベース)
📷 写真資料(Wikimedia Commons)
・御所野遺跡の復元住居:小池 隆(CC BY 3.0)
・三内丸山遺跡の大型竪穴建物:小池 隆(CC BY 4.0)
・白川郷の合掌造り:lumoplank(CC0)
・半坡遺跡:Will Clayton from Blackburn, UK(CC BY 2.0)
※この動画は、画像と音声にAIツールを使用し、台本づくりにはAIのサポートを受けて制作しています。内容は学術論文や公開資料をもとに構成しています。
#原始人 #縄文時代 #人類史
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