地球上で最も毒に満ちた場所ランキングTOP10|地図から消された町がある
2022年12月、栃木県那須町の殺生石で、イノシシの死がいが8頭見つかりました。火山のガスを吸ったとみられています。
地球には、こうして、場所そのものが毒になった所があります。魚が消えた湖、入り口で牛が倒れた門、公式の地図から消された町。その10か所を、3つの基準で順位にしました。
【順位の決め方】
・毒の強さ、広がった範囲、いまも続いているか。それぞれ0〜3点の合計です
・毒の強さは、人の命を奪った記録があれば3点です
・合計が同じときは、実際に巻き込まれた人の多いほうを上にしました
・点数は、各国の政府や研究者の資料をもとにした、このチャンネルの目安です
・ここでいう毒は、近づくと害が出るものを広くまとめた言い方です。息ができなくなるガス、物を溶かす酸、体に残る金属や繊維を含みます。法律でいう毒物とは別の物も入ります
・放射能の場所は、今回は入れていません
【この動画で紹介する場所】(毒の強さ・広がった範囲・いまも続くか=合計)
・第10位 冥府の門(トルコ)2・0・3=5点
・第9位 バークレー・ピット(アメリカ)2・1・3=6点
・第8位 セントラリア(アメリカ)2・1・3=6点
・第7位 足尾と松木村(日本)2・2・2=6点
・第6位 アイアン・マウンテン鉱山(アメリカ)2・2・3=7点
・第5位 玉川と田沢湖(日本)2・2・3=7点
・第4位 ピチャー(アメリカ)2・2・3=7点
・第3位 キブ湖(ルワンダ・コンゴ民主共和国)2・2・3=7点
・第2位 ニオス湖(カメルーン)3・2・3=8点
・第1位 ウィットヌーム(オーストラリア)3・2・3=8点
・圏外 タイムズビーチ(アメリカ)
【目次】
00:00 オープニング 殺生石のイノシシ8頭
02:32 第10位 冥府の門
04:29 第9位 バークレー・ピット
06:26 第8位 セントラリア
08:57 第7位 足尾と松木村
11:10 第6位 アイアン・マウンテン鉱山
13:10 第5位 玉川と田沢湖
15:37 第4位 ピチャー
17:50 第3位 キブ湖
19:58 第2位 ニオス湖
22:13 第1位 ウィットヌーム
25:27 まとめ 黒札10枚と圏外の町
【見学や立ち入りについて】
・火山や温泉地、鉱山の跡では、柵や看板、立ち入りの決まりに従ってください
・体調や健康について心配なことは、医師や公的機関に相談してください
【参考資料】
■冒頭
・殺生石のイノシシ8頭の報道(日テレNEWS・2022)
・殺生石の多言語解説(国土交通省)
・防災メモ「火山ガス」(気象庁)
・二酸化炭素の安全データシート(厚生労働省 職場のあんぜんサイト)
・殺生石(Wikipedia)
■第10位 冥府の門
・ストラボン『地理誌』13巻4章14節(Perseus Digital Library)
・ヒエラポリスの冥府の門の二酸化炭素に関する論文(Pfanzほか・Archaeological and Anthropological Sciences・2019)
・ScienceAlertの記事(2018)
・Hürriyet Daily Newsの記事(2022)
■第9位 バークレー・ピット
・Pit Watch各ページ(ビュート=シルバーボウ郡)
・Butte Mine Flooding概要資料(米国環境保護庁・2019)
・Spokesman-Reviewの記事(2016)
・Flathead Beaconの記事(AP通信配信)
■第8位 セントラリア
・Centralia よくある質問(ペンシルベニア州環境保護局・2013)
・Centralia 鉱山火災の年表(同局)
・Christian Science Monitorの記事(1983)
・AP通信の記事(News Tribune掲載・2013)
・Slate / Atlas Obscuraの記事(2014)
・PhillyVoiceの記事(2020)
・Centralia, Pennsylvania(Wikipedia)
■第7位 足尾と松木村
・足尾銅山の鉱害防除遺産群(日光市教育委員会・2019)
・足尾荒廃地の緑化(林野庁 関東森林管理局)
・足尾山地における鉱毒問題(2)(松浦茂樹・石井翔太郎・水利科学No.316・2010)
・休廃止鉱山(古河機械金属)
・松木 消えた村(下野新聞)
■第6位 アイアン・マウンテン鉱山
・鉱山と水質(米国地質調査所)
・Iron Mountain Mine ケーススタディ(米国環境保護庁・2006)
・Iron Mountain Mine サイト概要(米国環境保護庁)
■第5位 玉川と田沢湖
・中和処理施設について(国土交通省 玉川ダム管理所)
・玉川温泉の多言語解説(国土交通省)
・玉川・田沢湖における水質改善(国土交通省・雄物川水系河川整備基本方針 小委員会資料・2007)
・田沢湖の水質改善は可能か(水文・水資源学会誌37巻4号・2024)
・クニマス再発見の研究発表(京都大学・2011)
・クニマスについて(山梨県)
・さかなクン(Wikipedia)
■第4位 ピチャー
・Tar Creek 戦略計画(米国環境保護庁・2019)
・Tar Creek サイトプロフィール(米国環境保護庁・2025)
・2008年5月10日のピチャー竜巻(米国気象局タルサ)
・ピチャーの浄化の見通しの報道(KJRH・2025)
・クアポー族の浄化の報道(10News配信)
・Picher, Oklahoma(Wikipedia)
■第3位 キブ湖
・キブ湖のガス量の測定論文(Bärenboldほか・PLOS ONE・2020)
・キブ湖の噴出の危険は増えていない(Eawag・2020)
・ゴマのマズクに関する論文(Mafuko-Nyandwiほか・Natural Hazards and Earth System Sciences・2026)
■第2位 ニオス湖
・防災メモ「火山ガス」(気象庁)
・ニオス湖・モヌン湖の脱ガスの論文(Klingほか・PNAS・2005)
・ニオス湖の2016年調査の論文(Boehrerほか・Frontiers in Earth Science・2021)
・アフリカの殺人湖の解説(Earth誌・米国地球科学研究所)
・火口湖ガス災害防止の協力案件(JICA)
・Lake Nyos disaster(Wikipedia)
■第1位 ウィットヌーム
・ウィットヌーム閉鎖に関する発表(西オーストラリア州政府・2019、2022)
・ウィットヌームの登録情報 inHerit(西オーストラリア州 遺産局)
・石綿にさらされた子どもの研究発表(西オーストラリア大学・2012)
・ウィットヌーム概要(Asbestos Diseases Society of Australia)
・ABC Newsの記事(2023、2025、2026)
・Wittenoom, Western Australia(Wikipedia)
■まとめ
・タイムズビーチの記事(米国環境保護庁 第7地域)
・大涌谷園地(神奈川県)
・アスベストQ&A(島根県)
・建築物の解体・改修時の石綿事前調査(環境省)
※ 人物・動物・場所などはすべてイラストによる表現で、実際の写真や映像ではありません。ガスの色はイメージです。ナレーションは合成音声です。
※ 数字は各機関の公表資料と報道によります。資料で数字が割れるものは幅で紹介しています。
※ キブ湖で湖のガスが噴き出した記録はありません。この動画は、これから起きることを予測するものではありません。
※ 住民や被害を受けた方を責める意図はありません。
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