【近くの風速計は最大12m/s】規制なしの夜に特急が転落 羽越本線 特急いなほ14号【3D解説】
2005年12月25日の夜、秋田発新潟行きの特急「いなほ14号」(485系・6両編成)は、羽越本線の第2最上川橋りょうを渡り、盛土の直線区間に入った直後に脱線しました。1〜3両目は高さ約4mの盛土から転落して横転し、死者5名、負傷者33名を出す事故になりました。現場から約800m手前の風速計の記録は、事故前1時間の最大で12m/sでした。運転を規制する基準には遠く、規制は出ていませんでした。
航空・鉄道事故調査委員会の鉄道事故調査報告書をもとに、その日の積乱雲、帯のように残った強風の被害、列車が倒れる風の強さ、なぜ防げなかったのか、その後の対策までを3Dで解説します。
■目次
0:00 はじめに
1:11 その日の流れ
3:14 現場の線路
5:18 冬の積乱雲
6:49 帯のように残った被害
8:53 竜巻か、ダウンバーストか
10:58 列車が倒れる風
13:07 十九時十四分ごろ
15:47 なぜ防げなかったのか
17:55 その後
19:21 まとめ
■この動画のポイント
・事故現場では、周りの風速計にかからない局所的な突風が吹き、瞬間風速は40m/s程度だった可能性が考えられている
・突風が竜巻かダウンバーストかは、情報が足りず特定できなかった
・事故後、防風柵の設置、在来線で風速計312基の増設、強風警報システムの導入などの対策がとられた
■出典
航空・鉄道事故調査委員会「鉄道事故調査報告書 RA2008-4」(2008年4月2日)を加工して作成
https://jtsb.mlit.go.jp/railway/rep-a...
■3Dモデル・素材
・車両・線路・盛土・建物などの3Dは、報告書の図と寸法をもとに作成しました
・草・土・雪・砂利の素材: Poly Haven(CC0)
・地図・空撮: 出典:国土地理院ウェブサイト(地理院タイル・全国最新写真(シームレス)、色別標高図)を加工して作成。写真は現在のもので、事故当時とは異なります
■注記
・3Dの映像は、報告書の記述・図・寸法をもとに作り直した再現で、実際の映像ではありません。形や配置は簡略化しています。人物は形だけの人形で表しています
・報告書の「認められる」「推定される」「考えられる」の区別は、ナレーションでもそのまま使っています
・この動画は責任を問うためのものではなく、報告書と同じく事故の仕組みを知るためのものです。個人の名前は出していません
■音声・BGM
音声: Gemini 3.8 Flash TTS(ja-jp-advisor-3)
BGM: Progresses Simply / Flehmann
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